今後の活動について(6月15日)

今後の活動について(6月15日)

  新型コロナウイルス感染に関する緊急事態宣言の解除を受け、社会活動が徐々に再開されています。このような状況を踏まえ、9月の土曜セミナーから、本協会の集会による活動を再開することを検討して来ました。

 しかし、東京では感染は依然としてくすぶり続け、楽観を許しません。また、セミナーを行うには、いわゆる「3密」を避けるために、大学の大教室のような広い会場を借りる必要がありますが、慶應義塾をはじめとして、諸大学の9月以降のキャンパス開放については、現時点では可否が示されておりません。

 このような状況を踏まえ、土曜セミナーに関しては、9月は中止することとし、10月以降については追って判断することと致しました。

 しかし、長期にわたる活動の休止は、社会を「人間交際」と考えた福澤諭吉の思想にも反することです。そこで本協会としては、セミナーや公開講義に代る活動を考えております。『福澤手帖』で特集を組み、広く会員の方々から短文を寄せていただき、会員交流の場とするというような案も出ております。

 この新活動については、決定いたしましたら、ホームページ上などで、また皆様にご連絡いたします。

                      理事長   清家 篤

                      常務理事 坂井達朗

                           寺崎 修

                           小室正紀